ITエンジニアフリーランスの方を対象とした新しい働き方のカタチを提供するサービス「FREEHO」(フリーホ)をリリース
フリーランスとして働くITエンジニアの方々に新しい働き方のカタチを提供するために、令和4年10月に施行された労働者協同組合法に基づき組成されたコタエル・デジタル・ギルド労働者協同組合(以下、ギルド)と協業し、ITエンジニアフリーランス向けサービス「FREEHO」(フリーホ)を開始いたします。
FREEHO開始の背景と目的
昨今、働き方改革の実施や従業員の副業を解禁する大企業が現れるなど、さまざまな働き方の可能性が模索されています。フリーランスについても、より働きやすい環境の確保を目的として、令和5年4月28日付で「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」が成立しました。これによってフリーランスの待遇改善が期待されています。
もっとも、発注事業者とフリーランスの力関係には未だに大きな隔たりが存在し、少人数で業務を受託するフリーランスの待遇の不安定性が払拭されるに至るまでには、さらなる環境改善が必要であるものと考えられます。また、フリーランスは社会保険をはじめとする法的支援、保障が十分になされている状況とはいえません。
そこで当社は、フリーランスがより安定した立場で、自分らしく働くことができる環境を確保できるよう、FREEHOを開始いたします。
FREEHOのメリット
FREEHOは、旧来の働き方である(1)直接雇用、(2)業務委託とは異なって、(3)ギルドに所属してギルドの仕事に従事し、従事分量配当を受けるという新しい働き方のカタチを実現するためのサービスです(組成や従事分量配当の仕組み等について特許出願済み)。
大きな特徴の一つとして、業務に従事していただく方とギルドとの間で雇用契約を締結するという点が挙げられます(この際に希望があり、法令上の条件を満たせば、厚生年金保険や健康保険に加入することが可能となります)。また、ギルドに利益が出た場合は、FREEHO事業に従事した程度に応じて、業務に従事された方々に剰余金を年に最大4回分配することを予定しております。
労働者協同組合であるギルドは、オーナーが存在していない組織体ですので、従来型組織のようにトップに利益が集中する訳ではなく、業務に従事していただいた方が業務の対価としての給与の支払いに加え、このような従事分量配当を得られるという点で、株式会社よりも「自律分散型組織」(DAO:Decentralized Autonomous Organizationの略)のコンセプトに近い組織体です。
当社はギルドと協業し、FREEHOを提供していくことで「頑張った人が報われる」サービスを提供していくことを目指します。
FREEHOだからこそできること
前記の社会保険への加入や従事分量配当に加え、雇用契約を締結するフリーランスの就業時間については、個人の希望に応じてアレンジすることを予定しています。一般会社員のように就業時間に関する厳格な決まりはなく、それぞれが自らにとってやりやすい形で最大限に自己のパフォーマンスを発揮できる環境を提供していきます。
また、フリーランスとしての働き方を転換し、ほかの働き方を模索する場合(例えば、正社員として転職する)は、キャリア相談やキャリアパス創出などをご支援します。
FREEHOに参加を希望してくださるITエンジニアフリーランスの方を募集
FREEHOのエンジニアリング業務案件に従事していただくITエンジニアのフリーランスを募集します(本格的な募集は令和5年5月中旬からを予定)。また、参加いただいた方限定で、ご希望に応じて正社員のお仕事のご紹介も実施させていただきます。
協働していただける方や、興味を持っていただいた方に向けて、以下の予定でオンラインでの合同説明会を実施いたします。合同説明会に参加を希望される方は以下のフォームからご連絡ください。
日時:2023年5月23日(火)18:30から
問い合わせフォーム:https://share.hsforms.com/1eKJF_GP1Rs-0El1-KtwWqgdwtzz